そろそろウッドデッキを直したい…と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
ウッドデッキの木は時間が経過すると腐ってきてしまい、5年でボロボロになってしまいます。
放っておくと中にはウッドデッキを歩くと穴が空くほど劣化が進んでしまうため、定期的な補修やメンテナンスが必要です。
しかし、業者の頼む前にDIYでウッドデッキの補修が出来ないか一度は考える人も多いです。
そこで、今回はウッドデッキの補修や劣化を防ぐ塗装方法をDIY目線でご紹介します。
必要な材料も合わせてご紹介しますので、ウッドデッキのDIY補修を考えている方はぜひやってみて下さい。
必要な材料を確認
まずは、ウッドデッキの状態を確認します。
色あせしているだけであれば、
だけで大丈夫です。
あと、服装や雑巾などは汚れても問題ないものを各自用意出来ると思います。
一方で、割れや破損部分がある場合は、
を用意する必要があります。
割れを補修する場合、木部用パテという補修材を使って補修することも出来ますが、DIYで補修する場合はあまりオススメできません。慣れていないと補修した跡が残ってしまい、見た目が悪くなってしまいます。
家鮮ではウッドデッキの補修・塗装も行っていますので、ご相談下さい。
材料が揃ったら早速DIYでウッドデッキの塗装方法を見ていきましょう!
ウッドデッキの塗装準備
ウッドデッキを塗装する前に洗浄・下地調整・養生を行います。
ウッドデッキの洗浄
まずは、塗料を密着させるためにウッドデッキの洗浄を行います。
家庭用の高圧洗浄機をお持ちの場合はそれを使うとキレイに洗浄できます。
しかし、ウッドデッキが傷つかないように強さを調整しながら当ててください。
特に木が腐っている場合は、洗浄機が強いとボロボロになってしまうので注意しましょう。
洗浄機がない場合は、雑巾での水拭きや園芸用のホースとデッキブラシを組み合わせて洗浄すれば大丈夫です。
洗浄後は、最低1日はウッドデッキを乾かす時間を必ずもうけてください。
この一手間をやるのとやらないのでは仕上がりが変わります。
塗料は意外と水分に弱くて、ウッドデッキの水分に塗料が反応して仕上がり不良に繋がってしまいます。
ウッドデッキを乾燥させている間に養生を行いましょう!
ウッドデッキの目荒らし
ウッドデッキの目荒らしを行います。
目の荒さは荒すぎず細かすぎないものを選んでください。
目が荒すぎると削った跡が見えてしまうので注意しましょう。
サンドペーパーは個人的に磨き辛いのでマジックロン(研磨材)が疲れにくく、使い捨てにならずおすすめです。
こちらもホームセンターで購入できます。
この目荒らし、やるとやらないのでは塗料の耐久性が大きく変わります。
後々の剥がれや仕上がりが全然違いますので、面倒ではない方はケレンすることをおすすめします。
研磨して出たカスは水拭きやブロワーで飛ばしましょう。
塗装したくない場所を養生
ウッドデッキの周囲をマスカーテープで養生します。
特に外壁とウッドデッキ廻りは隙間ができないようにキッチリテープで抑えると仕上がりがキレイです。
マスカーテープはホームセンターでも購入できます。
サイズはなんでも良いですが、小さいと安くて大きいと高いです。
小さすぎるとビニールも小さいので中ぐらいを選びましょう。
マスキングテープも一緒に購入してください。
ウッドデッキ塗装編
続いて塗料をウッドデッキに塗装していきます。
DIY塗装成功のポイントは、
この3つを守れば基本的にDIYでもうまく塗装ができます。
りよく乾いていること
塗料は木部用1液タイプがDIYに最適!
やっぱりオススメはキシラデコールです。
1液タイプでDIYにも使いやすく、防腐性能が高く業界では有名な塗料です。
色は好みですが、木部への塗装は塗料を染み込ませて色を付けるタイプが多く、濃い色から薄い色に変更ができない場合がほとんどです。
ベタ塗りのペンキであれば白を塗れば良いのですが、木の風合いを保ちながら色を付けるためですね。
このキシラデコールは、木の風合いを残しながら色をつけて腐食を防ぐタイプです。
ホームセンターで購入できると思います。
塗装仕様ですが、メーカー指定内容だと2〜3回塗りとなっています。
特に注意すべきポイントは、塗り重ね時間と乾燥時間です。
塗り重ね時間は気温20度で12時間以上です。
つまり気温が20度の場合、1回目塗装→12時間空ける→2回目塗装ということです。
最終乾燥時間は24時間ですが、湿度が高いと3日以上となります。
それまでは乾ききっていないため、塗装前後に雨が降らないことが重要となってきます。
塗料缶の攪拌
塗料が届いたらまずは攪拌です。
できれば電動攪拌機を使って欲しいですが、家庭だと難しいと思います。
すこし大変ですが、缶を振って中身をよく混ぜてください。
自分が想定しているよりも時間をかけて混ぜましょう。
一斗缶の場合は、缶を逆さまにして地面に置いたまま梃子の原理で左右に振ります。
バケツに塗料を入れる
塗料用のバケツを用意し塗料入れます。
飛び散らないように気をつけてください。
今回はDIYでの塗装ですので、バケツはダイソーのもので十分です。
ただし、以前他の塗料を使ったバケツは使用しないようにしましょう。
ハケで塗っていく
ウッドデッキに塗料をまんべんなく塗っていきます。
この時、細かいところ、キワや隅から仕上げると早く終わります。
新品のローラーを使うときに、ガムテープで余分な毛を取ることで塗装時の無駄な毛を防ぐことができます。特に気にしない方はそのまま使用しても大きな問題は起こりません。
ハケの場合は、最初に手で毛の部分もこねくり回すと余分な毛が取れてくれます。
木部用の塗料は、たいていシャバシャバで水みたいな塗料が多いです。
これは、木に染み込ませるためです。
一度にたくさん塗料をローラーに含ませると、ポタポタこぼれますので加減しながらやってみてください。
それと木目に沿ってハケを動かしてください。木目に逆らうと仕上がりが悪くなります。
基本的には塗り重ねの乾燥時間を守りながら2回〜3回塗っていきます。
塗り回数を増やせば増やすほど良いというわけではありませんので、メーカーの仕様を守り塗装しましょう。
乾いたら養生剥がして完成!
マスカーテープを剥がすときは勢い良く剥がすと外壁の塗膜ごと剥がれてしまう場合がありますので慎重剥がしましょう。
ウッドデッキの塗装タイミング
ウッドデッキを塗装するタイミングは、色あせが一番わかりやすいと思います。
なんか色があせてると感じましたら塗装するタイミングです。
それを超えると雨によって、腐食が始まってしまいます。
ウッドデッキはDIY塗装出来ます!
ウッドデッキのDIY塗装について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
以外に簡単だなと思われる方も多いと思います。
一方で、時間が無いと出来ないことも確かです。
手間を省けばいくらでも時間は短くできますが、それでは耐久性に関わってきてしまいますので、お時間が無い方は、家鮮にご相談をお待ちしております。
DIY塗装のご相談でもお受付しております。