リフォームローンを活用することによって、無理なくリフォームを行えるようになります。
ただ、リフォームローンには審査があり、審査に落ちてしまうと活用することができません。
そこでこの記事では、リフォームローンの審査基準や、審査に受かりやすくするコツについて、詳しく解説していきます。
リフォームローンの審査基準は?
では早速、リフォームローンの審査基準について詳しく見ていきましょう。
年齢
リフォームローンの審査項目の中で、最も厳しくチェックされるのが「年齢」です。
金融機関の多くが、完済年齢の上限を70歳に設定しています。
とはいえ、リフォームローンというのは、住宅ローンよりも返済期限が短く設定されていますので、ほとんどの方は70歳に達するまでに返し終わるでしょう。
万が一、完済時の年齢が70歳を超える場合は、それ以降も安定した収入があるか、返済を続けられる経済力があるかということを審査されますので、注意が必要です。
健康状態
リフォームローンで年齢と同じくらい重要視されているのが、健康状態です。
借入金額が高額な場合は、団体信用生命保険に加入する必要があるのですが、病歴がある場合などは加入できないこともありますので注意しましょう。
借入金額が少ない場合でも、健康状態に問題があると、
などが行われる可能性が高くなります。
職業
リフォームローンに限らず、ローンを組む時には、職業についても審査が行われます。
特に重要視されるのが、勤続年数です。
勤続年数が長くなればなるほど、審査に通りやすくなります。
転職して間もない会社員や、事業を始めて間もない個人事業主の場合、審査に落ちてしまうこともありますので注意が必要です。
借入総額
リフォームローンの審査では、他社からの借入総額についても審査されます。
「他社から借入をしている場合は審査に通らない」
というわけではないのですが、借入金額が多い場合は審査に落ちる可能性が高くなりますので注意が必要です。
リフォームローンに落ちやすい人の特徴
では次に、リフォームローンに落ちやすい方の特徴について、詳しく解説していきます。
虚偽申告をしている
リフォームローンの申し込み時に、虚偽の申告をしている場合、ほとんどの確率で審査に落ちます。
よくあるのが、借入金額の虚偽申告です。
審査を行う会社は、申込者の借り入れ状況を確認することができますので、嘘をついてもすぐにばれます。
また、悪気がない場合でも、入力項目に間違いがあると審査に通らなくなってしまいますので、入念に確認をしたうえで申し込みを行いましょう。
返済負担率をオーバーしている
返済負担率をオーバーしている方も、審査に落ちやすくなります。
返済負担率というのは、年収に対する年間の返済額の割合のことを指します。
年収が低く、月々の返済金額が多いという場合は、審査に落ちる可能性が高くなりますので注意が必要です。
万が一審査に通ったとしても、返済に追われる生活をする羽目になりますので、無理のない金額で申し込むようにしましょう。
借入総額が多い
他者からの借入総額が多い場合も、審査に落ちやすくなります。
年収が高くても、他社からの借入がかなり多い場合は審査に落ちやすいと言えますので注意が必要です。
リフォームローンの審査に受かりやすくするコツ
では次に、リフォームローンの審査に受かりやすくするコツをいくつか紹介していきます。
自己資金を多めに用意する
リフォームローンの審査に受かりやすくするには、自己資金を多めに用意することが大切です。
自己資金の比率を大きくすることによって、当然借入金額も減りますので、審査に通りやすくなります。
リフォームにかかった費用全額をローンでまかなおうとすると、スムーズに手続きが進まなくなることもありますので、ある程度予算の算段をつけてから、リフォームを申し込むようにしましょう。
担保を用意する
リフォームローンに限った話ではありませんが、担保を用意することによって審査に受かりやすくなります。
担保を設定しておけば、金融機関の貸し倒れリスクが軽減されますので、審査のハードルも下がりやすくなるのです。
担保と聞くと不安に感じてしまう方もいると思いますが、しっかりと返済をすればトラブルは起こりませんので、自宅を担保にすることも検討してみてください。
まとめ
リフォームローンは誰でも活用できるというわけではなく、金融機関が定める条件を満たしていない場合は、審査に落ちたり、減額されてしまったりします。
特に、
という方は、審査に落ちやすいと言えますので注意が必要です。
これからリフォームローンを申し込む予定の方は、今回紹介したことを参考にしながら、慎重に申し込みの準備を進めていきましょう。