リフォームの見積もりは無料?

【2022年】リフォームの見積もりは無料ってホント?見積書の注意点と失敗しないポイント

リフォームの見積もりは無料?

リフォームの見積もりを考えるときに、「無料で見積もりって本当なのか」「無料見積もりと伝えて後から請求されるんじゃないか」と不安に感じると思います。

結果からお伝えすると、リフォームの見積もりは無料です。

見積もりに費用が発生するケースは無く、見積もりだけ依頼し、契約に至らないことはよくある話。

ただし、無料だからといって見積もりを意味もなくたくさん取ることはおすすめできません。

見積もりを複数取ることで、リフォームの相場がわかり、施工店を比べることができます。

後悔しないリフォームを成功させるためには、複数の見積もりを依頼し比較することが大切です。

そこで今回は、無料で見積もりが取れる理由見積もりを比較する方法しっかりしたリフォーム会社を見分ける方法について解説します。

リフォームの見積もりが無料で取れる理由

リフォームの見積もりは、工事の内容や価格を知るために施工店へ依頼します。リフォーム内容や、価格、使う材料を伝え納得すれば契約という流れで、見積もりの依頼があって初めてお客様に説明(商談)することができます。

見積書を提出する為には、リフォームがどれくらいの規模でいくらになるか、現場調査を行います。現場調査で発生した人件費などは、成約に関わらず施工店が負担しています。

仮に、見積もりが有料だとお客さんからの問い合わせが減ってしまい、契約も減ってしまいます。見積もりを無料にすることで、気軽にお客様が問い合わせしやすくして負担を減らしています。

このような理由から、リフォームの見積もりは無料で依頼ができます。

続いて見積もり依頼してから見積書になるまでの流れについてわかりやすく解説します。

見積もり依頼してから見積書が出てくるまでの流れ

見積もりの依頼方法は大きく分けて2つあります。

見積もりを依頼する方法
  • チラシ、看板、ホームページなどを見て直接依頼
  • ポータルサイトから一括で見積もり依頼

施工店へ見積もり依頼した際にまず聞かれる内容は、

  1. リフォームしたい内容
  2. リフォーム箇所の現在の状態
  3. 予算
  4. いつ頃のリフォームを希望しているか
  5. リフォーム先の住所
  6. 名前や電話番号
  7. 現場調査を行う希望の日時

この7つは必ずと言っていいほど聞かれますので、あらかじめ準備しておくとスムーズに進みます。

その後、現場調査を行います。現場調査の目的は、現場の状態を見てリフォーム出来るのか、どれくらいの規模になるのか、見積書を作成する為に必要な情報を調べることです。

現場調査が終わりましたら、施工店が必要な材料費、施工費用、諸費用を計算して、施工店から見積書が提出されます。

もちろん、ここまで無料で費用が発生することはありません。

一方で、ポータルサイトを通じて施工店へ見積もり依頼する場合は少し流れが違います。

まずは、ポータルサイトの担当者から色々と質問を受けます。(聞かれる内容は先ほど記載した7つの内容と一緒です)そして、ポータルサイトが施工店へ情報を共有し、施工店はポータルサイトからの情報を元に現場調査を行い、見積書が施工店から提出される流れです。

直接施工店へ見積もり依頼するのとポータルサイトを使って依頼するのとでは、集まる見積書の数が違います。

直接施工店へ見積もり依頼する場合は、その施工店の見積もり1つしか無いですが、ポータルサイトは複数の施工店から見積もりが取れますので、一気に複数の施工店からの見積もりをもらうことが可能です。手間を考えるとポータルサイトを通した方が簡単でおすすめです。

続いては見積書を比較するための注意点について説明します。

リフォームの見積書で確認すべき注意点

見積書の内容は、施工店によって異なりますので注意が必要です。

そして、雑に作られた見積書と丁寧に作られた見積書を見分けることで、リフォームの質に関わってきます。

見積書の中でも特に注意して見てもらいたい項目は、

見積書の注意点
  • 項目が細かく分かれていて、単価で記載されているか
  • 使用する材料の数は適切か
  • 単価×数量の計算は合っているか
  • 有効期限の記載があるか、短すぎないか

項目が細かく分かれていて、単価で記載されているか

工事毎の金額が「一式」で記載している見積もりは危険です。一式と書かれてしまうと内訳が分からず、どこにいくら掛かるのかが分からないため、不安に感じてしまいます。

本来ならば、材料をどれくらい使うのか、単価がいくらで数量はいくつなのか、丁寧な施工店はしっかりとリフォームに必要な工事を細かく記載してくれます。

使用する材料の数は適切か

見積書にはリフォームに使う材料が記載されている場合があります。その場合、数量が多すぎないか確認してみて下さい。極端に数量が多い、または少ない場合は、リフォームに必要ない量まで記載されている場合があります。

確認する方法は、材料メーカーへ問い合わせして確認、インターネットで材料の名前を検索し、仕様書を確認しましょう。仕様書を見ればどれくらいの数が必要なのか、わかることが多いです。

単価×数量の合計は合っているか

単価×数量で細かく記載されているので丁寧な印象ではありますが、合計金額のところを書き換えて提出されていないか確認しましょう。

意外と見落とされやすいので、施主にバレないと思い、合計金額をごまかす見積書もありえます。面倒ではありますが、電卓でそれぞれ計算し直す事をおすすめします。

有効期限の記載はあるか、期限は短すぎないか

見積書には「○月○日まで有効」や「○週間」と有効期限が書かれています。その有効期限の記載があるのか、また極端に短い日付で記載されていないか確認してみて下さい。

よくあるのが、「今週まで」とか「7日以内」と記載する場合があります。有効期限を短くする事で、他社との検討する時間を無くすことが目的です。

契約先を悩んで決めることは当たり前で、中身で勝負しない姿勢が見えるのでこのような見積書を出してくる施工店は信用できません。

追加で必要な費用も確認

見積書に含まれていない材料が追加で必要となった場合、誰が負担するのか確認しておくと、後々のトラブルを防ぐことができます。追加でリフォームを依頼した場合も考えて、リフォーム会社へ確認してみて下さい。

見積もりからリフォーム会社を選ぶ失敗しない注意点

見積書を貰うときに、リフォーム会社から見積もりの内容について説明があります。この説明でも注意点がありますので解説していきます。リフォームすると言うことは、数年後も付き合っていく会社となります。ご自身が信頼できる説明をしてくれるリフォーム会社を選ぶことが大切です。

使用する材料の説明がぼんやりしてる

使用する材料の説明が短い場合や質問しても「どうなんでしょう」と言ったり「〜じゃないですかね』と濁す場合は注意して下さい。初めて使う材料だったり、メーカーの施工仕様書を理解していない場合が考えられます。見積もりに記載のある材料の特徴、仕様を理解していれば、受け答えも堂々としてしっかりしています。説明に誠意があるのかチェックしてみて下さい。

強引な説明で押し売り

無理矢理でも契約させようとする強引リフォーム会社は注意して下さい。

例えば、「今すぐ契約すれば見積もりの金額を下げますよ」「契約してもらわないと困ります」「うちの会社でリフォームしましょう」と工事の説明よりも契約を優先して説明をしてきます。営業会社に多いのですが、製品や工事の説明ではなく、施主を不安にさせるリフォーム会社はなるべく避けましょう。後々トラブルになりかねません。

他社の悪口をよく言う

「あのリフォーム会社は工事が適当ですよ」「あの会社はお金が無いのでやめた方が良い」など、ありもしない事を伝えてくる会社もあります。参考にするのはもちろん良いのですが、自分の会社と契約させようと他の会社を批判する会社は信用できません。

出来ないこともしっかり説明してくれると良い

良いことばかりを説明するだけではなく、工事に含まれていないことや追加で費用が掛かることを説明してくれる会社は印象が良いです。また、リフォーム会社の施工が原因で起こる不具合も考えられます。その場合はどうなるのか合わせて確認してみて下さい。

見積もりの金額と値引きには注目!

見積もりの金額はリフォーム会社を選ぶ際に重要な項目です。出された見積もりの金額が、適正価格か調べてみて下さい。

あまりにも高額な見積もり、安すぎる見積もりには理由があります。高い場合よりも特に安すぎる場合ですが、材料費はどの会社も大きく変わりません。材料費以外で言うと、人件費を削ったり、コストを考えメーカーの定める施工仕様書を守らず施工し、後々不具合が出る可能性があります。

相見積もりをとることで、リフォームの相場をすることができる為、失敗しないリフォームを行うことができます。

見積もりで失敗しないポイントは誠意と信頼

リフォーム会社選びで大切なことは、誠意ある見積書や信頼できる説明が重要です。初めての見積もりでは価格だけに注目してしまい、とにかく安い会社に依頼したくなりますが、初めてのリフォームだからこそ、今回紹介したような情報を知っておいた方が良いと思います。

見積もりを取ってから工事が終わってからもリフォーム会社とは付き合っていきます。その場だけでの関係ではなく、長期的にみて、安心・信頼できる施工店と契約することがリフォームを成功させる重要なポイントです。

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