屋根はお家の重要な役割をしていて、
などなど、お家を保護すること、快適に過ごすことを考え作られています。
外壁と同じですが、屋根材も定期的なメンテナンス(補修)を怠ってしまうと、雨漏りしてしまったり、屋根の張り替えが必要だったり、後々高額な費用が掛かってしまいます。そうならないためにも、屋根にも塗装をするのが一般的です。
屋根は外壁よりも傷みやすい!
屋根は、お家で一番高いところにあり、太陽に一番近い場所にあります。また、外壁と比べて紫外線を屋根いっぱいに受けてしまうため、外壁よりも劣化するスピードが早いのが特徴です。
その他に、雨、風、雪を影響をモロに受けてしまうので、屋根はなるべく丈夫で、傷みにくいものが採用されています。
しかし、日本は地震大国ですので、あまり重い屋根材は好ましくありません。現在は屋根材も進化していて、軽くて丈夫なものや火災発生時に燃えにくいものが選ばれたりしています。
屋根を塗装する目的は、メンテナンス
屋根を塗装する目的は、美観をキープすると他のサイトにはよく書かれていますが、美観だけではなく、屋根材を保護することや、壊れている箇所を補修する目的がメインです。屋根は登らない限りご自分の屋根がどうなっているかはわかりません。外壁塗装・屋根塗装の機会に屋根の健康診断することが可能です。
もちろん、塗装業者によっては、塗装だけして補修をしない業者も少なくありません。屋根の塗装も信頼できる業者選びが必要です。
屋根の点検は屋根に登らなくても良いの?
屋根塗装では、事前に壊れている箇所が無いかしる必要がありますので、屋根に登って確認することが一般的です。しかし、実際に屋根に登る際、多くの業者が安全帯(ハーネス)を付けずに点検をします。
これは、非常に危険な行為で、屋根の表面にはコケや汚れがあり非常によく滑ります。もし点検中に自分の屋根から人が落下して大怪我をしてしまったら悲しいですよね。普段ニュースにはならないですが、塗装業者は年間何人もの人が屋根から落ちて怪我をしたり亡くなったりしてしまいます。
そこで現在では、屋根に上る際はフルハーネスが義務化されていたり、屋根に登らないで点検する方法が採用されていて、ドローンを使い動画や写真を撮影する方法があります。
なるべく屋根に登らずに点検することで事故を未然に防ごうとする動きが見受けられますので、屋根に登らない業者がいても不安に思う必要はありません。
屋根の工事は大きく分けて3つある
屋根の工事は大きく分けて3つあります。
塗装工事
屋根材が劣化しているものの、補修して直る場合や、塗装で解決できる場合は屋根塗装工事を行います。基本的に築10年前後の場合は、塗装+補修で解決する場合がほとんどです。
他の工事と比べると、費用が安く最も抑えられるのが特徴です。条件としては、あまり傷んでいない必要があります。また、和瓦など塗装できない屋根材もあるので、注意して下さい。一般的な屋根(スレート・コロニアル・カラーベスト)や金属屋根であれば問題なく塗装可能です。
カバー工法(重ね葺き)
カバー工法は、今ある屋根の上から新しい屋根被せる施工方法です。塗装では解決できないほど劣化しているが、全部取っ替えるほどではない場合によく用いられる工事で、張り替えよりも材料費用が抑えられるのと、工期が短く済むのが特徴です。
既存屋根の上に乗せるので屋根全体の重量が増してしまい、家が屋根の重さに耐えられるよう軽めの材質が採用されます。
張り替え(葺き替え)
張り替えは屋根の下地から全て作り直す工事方法です。今ある屋根を全て撤去して下地から作り上げていきますので、屋根の重量も増えずに新築同様の新しい屋根に生まれ変わります。
今までの屋根にはなかった天窓を設けたりすることもできます。張り替えは1から進めていくので工期が長く、費用が高いのが特徴です。カバー工法で解決できるがより長持ちさせるためには張り替えが選ばれます。
塗装工事、カバー工法、張り替え どの工事を選ぶべき?
業者の判断によって提案は異なる場合が多く、屋根屋さんは張り替えや葺き替えを提案しますし、塗装屋さんは塗装を提案します。
今の屋根の状態に本当に必要な工事なんなのか、見極めるのは難しいので、何社か見積をとってみて、一番提案の多い工事に決めたり、納得できる説明をしてくれる業者を見つけて信頼できる業者の頼みましょう。
屋根塗装の目安(タイミング)は自分で判断できる?
屋根塗装の判断まずご自身での判断は難しいです。屋根の状態を見る必要があり、屋根に登るか、ドローンで撮影するか、となってしまい素人には大変危険な行為となります。
唯一判断が出来るとすれば、屋根材が台風の日に落っこちてきたり、雨漏りしてしまった場合は、間違いなく補修が必要です。
外壁塗装と屋根塗装は一緒にすべき?
外壁塗装を考えていて、屋根の塗装はどうしようと悩んでいる方が多く見受けられます。確かに外壁塗装に更に屋根も塗装してしまうと決して簡単なお金ではありません。
しかし、外壁塗装のタイミングで屋根の塗装は行うべきです。先にも説明したとおり、屋根は外壁よりも劣化するスピードが早いです。外壁が劣化していれば、屋根も何かしら劣化しています。そのため、外壁塗装のタイミングで屋根塗装+補修は行うべきです。
更に、屋根は外壁よりも塗装する面積が少ないので、外壁塗装よりも安く済む場合がほとんどです。(カバー工法や、張り替えは別です)今の塗料だと遮熱塗料や高耐候性の無機塗料など、屋根材を保護する塗料がありますので、この機会に外壁と合わせて屋根を塗装することをオススメします。
屋根用塗料は遮熱塗料か高耐候性塗料で選ぶことがオススメ
屋根と外壁を同じタイミング、同じ塗料で塗装した場合、屋根から先に劣化します。そのため、屋根にはフッ素や、無機系の塗料を使うことをオススメしています。
また、屋根用遮熱塗料が多く出回っています。遮熱塗料は、日射を反射させますので、お家の2階に効果があるかもしれません。しかし、日射を反射率を考えると明るい色の方が反射率が高いので、屋根のイメージがガラッと変わってしまうので、遮熱塗料を選ぶ際は注意が必要です。あとあと「思った色と違った」とならないためにも塗板を作ってもらったり、カラーシミュレーションしてもらうことをオススメします。
屋根塗料の色の選び方はこちらで詳しく紹介しています。
https://www.ouchipaint.com/roof_color/
屋根塗装の塗料で選ぶ艶によって、耐候性が変わってきます。艶についてはこちらで紹介しています。
https://www.ouchipaint.com/roof_tuya/
塗料グレードの違いはこちらで紹介しています。基本的に屋根だろうと外壁だろうと塗料の種類は一緒です。
塗料のグレードについてはこちら。
https://www.ouchipaint.com/gaiheki_tosou/
屋根塗装の適正費用はこちらで紹介しておりますので、合わせて確認してみて下さい。
https://www.ouchipaint.com/yanemitsumori/